今村夏子さんが『むらさきのスカートの女』で2019年の芥川賞を受賞したことで話題になっています。
そんな今注目の今村夏子さんの芥川賞を受賞するまでの経歴や出身大学、出身高校、作品についてもまとめていこうと思います。
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今村夏子の芥川賞を受賞するまでの経歴
今村夏子さんは2010年に『あたらしい娘』にて第26回太宰治賞を受賞し、翌年の2011年に『こちらあみ子』でデビューしました。
『こちらあみ子』に関しても、第24回三島由紀夫賞を受賞。
その後、2014年刊の『こちらあみ子』ちくま文庫版に新作の「チズさん」が併録されましたが、それ以外に作品の発表がなく、半引退状態の時期がありました。
そして、2016年に2年ぶりとなる新作「あひる」を発表し、第155回芥川龍之介賞候補に挙がりますが落選。(第5回河合隼雄物語賞受賞)
2017年にも「星の子」で第157回芥川賞候補に挙がりますが落選しています。(第39回野間文芸新人賞受賞)
こうして2019年に『むらさきのスカートの女』で見事、第161回芥川賞を受賞するに至りました。
ここまでくるまでに半引退状態の頃もあり大変だったと思いますが、見事芥川賞を受賞するのはさすがですね。
今村夏子の出身大学や高校は?
今村夏子さんは広島県出身であり、地元広島県内の高校を卒業後、大阪の大学へ進学したそうです。
学校名などの詳細は公表されていません。
大学卒業後は就職せずに、アルバイトをしながら生計を立てていたそうで、当時の職場で「あした休んでください」と突然言われたことがきっかけで小説を書こうとふと思いついたと言っています。
もともと文章の修行もしておらず、芥川賞の候補に選ばれた時も「こんなの読む人いるんだ」とおっしゃっていたそうです。
そんな中で芥川賞を受賞するんですからよほどの才能があったのでしょう。
今村夏子は結婚してる?旦那(夫)や子供はいるの?
今村夏子さんは2013年に結婚しており、2歳になる娘がいるようです。
現在は家族3人で大阪市内で住んでいるのだとか。
2歳というとまだまだ手のかかる時期ですが、そんな中でも子育てをしながらでも毎日5時間は必ず執筆しているそうです。
子育てをしながらの執筆で非常に多忙な日々を送る中で今回の芥川賞受賞は本当に嬉しかったと思います。
おめでとうございます!
2019年芥川賞を受賞した『むらさきのスカートの女』のあらすじ
芥川賞を受賞した『むらさきのスカートの女』は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性と友達になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすように誘導するというストーリーになっています。
面白そうなのでぜひ読んでみたいですね。
2019年芥川賞を受賞した今村夏子の経歴は?大学や高校、作品についても まとめ
2019年芥川賞を受賞した今村夏子さんについてまとめてきました。
今回の『むらさきのスカートの女』はもちろんのこと、その他の作品もぜひ読んでみたいですね。